葬儀に関する相談は気軽に

冠婚葬祭にはマナーやしきたりが多くあります。しかし、最近は若い世代の多くが都市部へ移り住み、その土地の冠婚葬祭に関する風習は風化して行く傾向にあります。また、冠婚葬祭そのものの簡素化を希望する人は、シニア層も少なくありません。その傾向から、葬儀を行う場合に、しきたりを受け継がなかったために何をやっていいのか分からない遺族も増えています。

もし、故人が生前に死後の希望を遺していればそれに従いますが、遺言もない場合は遺族が葬儀から財産分与などを行う必要があります。故人の地元で特殊な手続きが必要でしたら、親類に尋ねてみると良いでしょう。それでも分からないことがあれば、最寄りの葬儀社へ相談へ行きましょう。葬儀社は相談だけでも親身になって受け付けてくれますし、大切な家族がなくなった後の一連の手続きなども丁寧に教えてくれます。

また、最近では葬儀や死後の手続きを手引した本もありますし、インターネットでも説明しているサイトはたくさんありますので、参考にしてみると良いでしょう。大切なのは故人を偲び、きちんと送ること、また、故人が生前お世話になっていた人へのお礼の気持ちも込めます。そういった気持ちがあれば、あまりお金をかけなくても、気持ちはきちんと伝わるはずです。冠婚葬祭はかけた金額が大きければ大きいほど素晴らしいものではありません。

故人に感謝し、残された家族は故人の思いを受け継いで生きていけば、故人も満足してくれるでしょう。

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