葬儀を生前相談しておくメリット

自分が生きているうちに葬儀社や告別式の会場などを決めてしまう、生前相談をする人も増えています。2011年の東日本大震災以降「いつ何があるかわからないから」ということで終活を考える人が増えたことで、生前相談を考える人が増えたようです。生きているうちに死後の話をするのは気がひけるものですが、実際には生前相談しておいたほうが葬儀費用を安くすることができます。葬儀は祝儀と違って、事前に日程を決めておけることではありません。

病気で入院生活が続いていた人ならば、家族がある程度考えているかもしれませんが、事故などで急に亡くなるケースもあります。今日元気だからといって、明日葬式をしないとは言い切れないのです。急に葬儀が必要になった場合、遺族は焦ります。病院で亡くなった場合には滞在できる時間は2時間しかありません。

2時間すれば搬送するための業者を頼んで自宅や施設といった安置場所に移動しなくてはいけません。業者は病院が紹介してくれますが、必ずしも良い業者とは限りません。中には遺族の混乱を利用してぼったくりのような事をしてくる所もあります。もし事前に搬送業者を決めておくことができれば、その時になって慌てずに済みます。

また、実際に式を行う業者は別の所を頼んでも良いのですが、混乱に身を任せてそのまま居座ってしまう業者もいます。これにしても事前に決めている業者がいれば、混乱しているうちに勝手に手続きを進められてしまわないで済みます。

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