葬儀費用を左右する通夜振る舞いの相場とは

葬儀費用で結構な額となる項目に通夜振る舞いがあります。通夜に参列した人がお焼香をあげた後に別室に通されて食事する際に出てくるもので、主に寿司や煮物、お酒やジュースなどが振舞われます。香典には通夜振る舞いの費用が含まれていることから、実際は全ての人がこうした通夜振る舞いを食べるように準備をしておく必要があります。しかし、そこまでの関係ではないからとすぐに立ち去る人もいれば、一口だけ食べてあとはお酒を飲む人もいます。

中には元を取ろうとたくさん食べる人もいますが、明らかにマナー違反であり、場の雰囲気に著しく合わないため、こうした人は稀です。遺族やお手伝いの人を1人分でカウントし、参列者に関しては全体の7割が通夜振る舞いを食すると仮定し、そのうち半人前から7割程度食べると想定し、参列者の半数程度の人数分、通夜振る舞いを注文します。1人当たりの相場としてはだいたい2000円あたりが相場となっています。当日にお返しする返礼品の相場も同じ程度で、香典の相場において5000円が最低限の相場となっていることを考えると、そのあたりにしないとどんどん赤字になってしまいます。

葬儀費用を考える際には、なるべく通夜振る舞いにはお金をかけないほうがいいでしょう。巻き寿司や煮物の他に別の食べ物を用意するなどし、工夫をしていけば仮に1人当たりにかけられる通夜振る舞いの値段が低くても不満は出ません、葬儀に参列したのにやけにケチだったと思われないために、それでいて費用を切り詰めるにはそれなりの工夫を要することになります。

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